(阿多岐でルアーを振る船長)
2月5日・祝解禁
やっとこさの解禁です。今年もセッセと通いますよ。

例年の解禁日のとおり、師匠と船長とでのカンジキ釣行です。
9時半に掛軸店に集合すると、船長がおもむろにソニーNEXー5Nを取り出した。私が買おうと1ヶ月前からオークションを眺めてて、「このカメラはいいよ〜」と船長にも話してたのに、船長が先に買ってしまってた。しかも私の買うつもりの機種のワンランク上のやつだ・・。
くやしかったけれど、事前に船長から「買うかも知れん」と断りがあったので許します。
で、NEXー5N手にとって、あれこれイジクリまわす。まず、当たり前だけど軽いし小さい。とてもAPSサイズとは思えん。思ったよりホールディングもいいし、デザインも好き。可動式の液晶画面はアングルファインダーよりは使いやすいけれど、しょせんは液晶画面なので、一眼レフのファインダーと比べるのはオロカなこと。まあ、それはしゃぁない。船長は、ビューファインダーも買うべきです。
私、近々、NEX−C3をクリックすることを決定しました。

そしてバローで買出しをして、牛道に着いたのは10時半。積雪は70センチくらいか。師匠がおもむろにカップ揃えて「まずは今期の無事を祈って乾杯だー」とビールを取り出す。「カンパーイ!!」
それからイソイソとカンジキを履く。師匠はイクラ、船長はルアー、私はニンフフライでで釣り始めるも、当たり前ですが私に釣れる気もしなくて30分で飽きて、カメラをいじってたら師匠が釣った。さすがだな。

前半はそれで終り。
12時になったので昼食。メニューはふろふき大根(洋風コンソメ味)とタラ鍋。えーっと、師匠が「大根と白菜が腐るほどある」というので、このメニューとなりました。寒い中、熱々の大根と白菜は、とっても美味しく頂けました。

それから阿多岐に移動。
川に降りて暫くして、私のニンフに13cmが食いついた。まさか釣れるとは思ってなかったけど、これも長い修行の成果なのだ。むちゃくちゃ嬉しい。もう大満足。それからもう少し釣り上ったところで船長が19cmを釣った。渓流ルアー初心者の彼ですが、まさか釣れるとは思ってなかったらしく、やっぱり大満足の様相。
師匠も2〜3匹追加して、彼も大満足。

なんか幸先が良すぎて今後が心配ですが、非常にレベルの低い話なので、何の問題も無いでしょう。

(栗巣の18cm)
2月12日 栗巣川
今日は栗巣へ行ってきました。
この時期の雪の谷でハッチしてるのは、多分クロカワゲラというやつです。黒くて小さな細いやつ。で、まさかドライでは釣れんでしょうからニンフとなるわけですが、そのクロカワゲラのニンフなんて見たことが無い。お魚釣ってストマックポンプで確かめるのが一番いいんだけれど、なかなか釣れないし、この数年、ストマックポンプなんて使ったことが無い。まあ、そんな釣りをしとらんということです。とりあえず、小さなニンフなら何でもいいんじゃないかな。

10時半にまず旧吊り橋のとこへ入渓。小雪が舞って寒いです。#16のヘヤーズイヤーに8号のガン玉つけて釣り始めます。と、最初のポイントで12cmが釣れた。おおっ、こりゃ釣れるかも・・。と思ったものの、その後が続かなかった。1時間して仔アマゴがバレて挫けた。
それからもう少し上流へ行って(どうしても雪の中でお魚の写真が撮りたい)おにぎりほおばって鬼殺し頂いて、川へ下りる。
やっぱり最初のポイントで何度もニンフ投げてたら、フッと目印が消しこんだ。また小物かぁ〜と合わせたら、そこそこ引く。18cmだ〜。一杯写真を撮って満足。
それから2つ上のポイントで17cmアマゴ。期待を込めて進むも、その後はなんにも出なんだ。

この時期、先行者の動向が雪の足跡となってはっきりと残って、自分の釣果を先行者のせいには出来ないですが、2匹も釣れりゃあ大満足な私なのであります。

(マルチポイントで右のツララにピントを合わせた)
2月18日 ヲンボ谷
先週、ソニーNEX−C3Kを買いました。毎夜毎夜なぶりまわして、やっとこさ今日使います。

9時半に出発して和良へ向かいます。堀越峠は薄っすらと雪があって緊張します。私は白鳥の人間ですが、そしてジムニーに乗ってますが、雪の坂道は走りたくありません。怖いです。
そして和良の釣具店で年券を購入。そこのオネーさんが私の住所見て、
「白鳥は雪が多いんでしょうねえ〜」とおっしゃる。
「今年は意外と少なくって、3〜40cmくらいですねえ」「アハハッ・・」「アハハッ・・」
って、去年と同じ会話します。きっと来年も、同じ会話をするんだろうなあ。平和でよいです。

それからヲンボ谷へ向かう。時々オレンジ色のジャケットを着た人たちの車とすれ違います。彼らは鉄砲打ちで、以前は狩猟は2月15日までだったのですが、近年の獣被害のせいか最近3月15日になった(たしかイノシシ猟だけだったと思うが)。流れ弾が怖いですが、気を付けようもない。せいぜい山ん中をウロウロせんことか。
そして谷へ下りる。と、寒い!!ツララが一杯ある。まさかここでツララ撮りが出来るとは思わなんだ。でもとりあえず、#16のヘヤズイヤーつけて竿を振る。も、な〜んにも反応せなんだ。ので、ツララ撮りにいそしむ。
午後になればなんとかならんかと車に戻って、鬼殺しすすっておにぎり食って、再び谷へ下りる。が、午前と全く変わりなくって、クロカワゲラはおろかミッジサイズのハッチすらない。結構がんばったけど挫けた。そしてまたツララ撮りにいそしんだ。

さて、ソニーNEX−C3の使用感ですが、一言で言うと「デジタル一眼の機能を持った、大きめなコンパクトデジカメ」
C3について云うならば、ミラーレス一眼とは云うものの、総合的に見たらとてもデジイチとは云えないけれど、性能自体はAPSサイズのデジイチで、しかもデジイチとしたらあまりにも小さく、やっぱりコンデジよりはかなりでかいし、う〜ん、その中間辺か。このレベルのカメラは他社にはないし、私としてはとても気に入ってます。
液晶画面は晴天時でも見やすく、PLフィルターの効果もしっかり解る。可動式なのでローアングルが簡単に出来て、ツララ撮りをやってると、あっという間に水滴だらけになります。うっかり偏光メガネしたまま縦位置で撮ろうとすると、画面が暗くなってしまいますが、それはどんな液晶画面でも同じですね。
ただ、しょせんは液晶画面なので、だいたいの構図での撮影になる。それを解消するには上位機種の5N+ビューファインダー(C3の4万円高)か、最上位機種の7(同・7万円高)となりますが、そこまでは・・・・・。
あと、操作ボタンはダイヤル(十字キー)のほか2個だけですが、それらに自分の好みの機能を割り当てられるので、とっても便利です。
ペンタK−100でのマルチポイントのピント合わせは悲惨でしたが、C3は多分良好。ツララはヌメ〜っとしとるので、そこんところはしっかりとは確認できてません。
そして手ぶれ補正機能ですが、これはいまいち。広角側で1/15秒でもブレることがある。やはりカメラの構え方に問題があります。そのあたりもコンデジ並といったところ。多分、5N+ビューファインダーや7であったなら、そんなことは無いと思う。

なにはともあれ、早くコイツで、お魚の写真が撮りたい!!

2月26日 ボウズ
今日はヲンボ谷と新宮川を釣り渡るも、ボウズに終わる。
写真も無いので、詳細は無し。
来週こそ、釣れるかな〜〜。